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ボーダフォン、ファーウェイ機器の問題を09年から認識

  • イタリア事業向けファーウェイ機器で脆弱さが見つかる
  • 問題は解決し、データが漏えいした証拠は一切ない-ボーダフォン
An illuminated logo hangs above the Huawei Technologies Co. pavilion on the opening day of the MWC Barcelona in Barcelona, on Feb. 25.
An illuminated logo hangs above the Huawei Technologies Co. pavilion on the opening day of the MWC Barcelona in Barcelona, on Feb. 25. Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
An illuminated logo hangs above the Huawei Technologies Co. pavilion on the opening day of the MWC Barcelona in Barcelona, on Feb. 25.
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

英通信事業者ボーダフォン・グループは、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が数年前にボーダフォンのイタリア事業向けに供給した機器で脆弱(ぜいじゃく)さを発見していたことをブルームバーグに明らかにした。ボーダフォンは問題は解決済みと説明するが、中国を代表するテクノロジー企業、ファーウェイの評判はさらに損なわれる可能性がある。

  ブルームバーグが閲覧した2009、11年のボーダフォンのセキュリティー関連文書および関係者の話によると、同社はファーウェイのソフトウエアに隠されたバックドアと呼ばれる抜け穴を発見した。ファーウェイは、ボーダフォンがイタリアでインターネットサービスを提供していた固定電話ネットワークに不正にアクセスできた可能性があるという。

  バックドア自体は開発者が管理目的で設けるため一部のネットワーク機器やソフトウエアでは珍しくないが、同時にハッカーに悪用される恐れがある。

  ボーダフォンからブルームバーグに寄せられた書面によれば、同社は11年にイタリアでルーターに脆弱さを発見し、同年にファーウェイと問題解決に取り組んだ。データが漏えいした証拠は一切なかったという。ボーダフォンはまた、12年にもイタリアでファーウェイが供給したブロードバンド・ネットワーク・ゲートウェイに弱さを発見し、同年に解決した。

  ボーダフォンは「通信業界ではサプライヤーが供給する機器の脆弱さを事業者や第三者が発見することは珍しくない」と説明。「当社は安全性を極めて真剣に考えており、脆弱さがないかどうか独自に機器を検査している。もし問題を発見した場合はサプライヤーと協力して速やかに解決する」と述べた。

  ファーウェイは、対イラン制裁措置を無視し、ビジネスパートナーから通商機密を盗み出し、西側諸国に築き上げた通信網を通じて中国のスパイ行為を可能にするとの脅威を与えているとして、これまで何カ月もの間米国から疑惑の目を向けられてきた。一方、欧州は同社にとって中国以外では最大の市場で、ボーダフォンはこれまでファーウェイを擁護している。

原題:Vodafone Is Said to Have Found Huawei Security Flaws From 2009(抜粋)

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