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ドイツ銀、資本要件緩和見込むーシステム的な重要度低下で

  • ドイツ銀に必要な資本バッファー、FSBが変更する可能性
  • ゼービングCEO、レバレッジ縮小とバランスシート簡素化進める

ドイツ銀行は、かつてほどシステム的に重要な金融機関ではなくなったという理由から、世界の規制当局から達成を求められる資本基準がやや緩和されると見込んでいる。

  主要国・地域の中央銀行や監督当局で構成する金融安定理事会(FSB)は世界の金融システムに対する銀行の重要度を測る指標に基づき、必要な資本バッファーの規模をグループ分けしている。ドイツ銀の発表によると、同行は上から3番目のグループから4番目のグループへとFSBが変更する可能性がある。クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は1年前の就任以来コスト削減を加速し、米金利セールス・トレーディング事業や米国とアジアの法人金融事業で大なたを振るってきた。

  FSBがこうした動きに出れば、規制当局の要求を満たすためドイツ銀は増資が不可欠だとみているアナリストの観測は外れ、比較的少ない資本でより多くの事業に資金を回せる余裕が生まれる可能性がある。この変更がなされれば、ドイツ銀に義務づけられるレバレッジ比率は2021年以降、4%から3.75%に低下する。同行のレバレッジ比率は3月末時点で3.9%で、4.5%に引き上げる目標を掲げている。

原題:Deutsche Bank Expects Capital Relief as Systemic Role Wanes (1)(抜粋)
Deutsche Bank Expects Capital Relief as Systemic Role Wanes (2)

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