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Photographer: John Taggart/

米個人消費支出、3月は約10年ぶり大幅増-インフレなお抑制

Shoppers carry bags while walking at the Roosevelt Field Mall in Garden City, New York, U.S., on Saturday, Nov. 14, 2015. The Bloomberg Consumer Comfort Index, a survey which measures attitudes about the economy, is scheduled to be released on November 19.
Photographer: John Taggart/

米国の個人消費支出(PCE)は3月に大きく拡大した。一方で、PCEコア価格指数は約1年ぶりの低い伸びに減速。米景気の主要エンジンである個人消費は勢いを持続しているものの、金利に関して辛抱強くいられるという金融当局の姿勢を補強する内容となった。

キーポイント
  • 3月の個人消費支出は前月比0.9%増-約10年ぶりの大幅な伸び
    • 市場予想0.7%増
  • 2月の個人消費支出は0.1%増
    • 政府機関の一部閉鎖の影響で公表が遅れていた分を合わせ、商務省が2カ月分をまとめて発表
  • 3月の個人所得は0.1%増
    • 市場予想は0.4%増

  食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は3月に、前月比ほぼ変わらずとなった。エコノミスト予想は0.1%上昇だった。前年同月比では1.6%上昇と、2018年1月以来の低い伸び率で、同じく市場予想(1.7%上昇)に届かなかった。PCE総合価格指数は前月比0.2%上昇(予想0.3%上昇)、前年同月比では1.5%上昇(予想1.6%上昇)だった。

U.S. personal consumption climbed most since late 2009

  今回の統計は個人消費の力強さを示唆するが、26日に発表された1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値では個人消費が1.2%増に鈍化したことが示された。

  失業率が低く、大半のエコノミストが経済成長は平均を上回っているとみているにもかかわらず、PCE価格指数は市場予想に届かず、金融当局が掲げる2%の目標も依然下回っている。

  個人所得の伸びは市場予想より低かったものの、賃金・給与は前月比0.4%増と、2月の0.3%増に続いて堅調だった。商務省は、利息収入と農業従事者の所得が減少したことが全体の伸びを抑えたと説明した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. March Consumer Spending Jumps as Core Inflation Eases (1)(抜粋)
U.S. March Personal Income Rose 0.1%; Est. 0.4%

(詳細を追加して更新します.)
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