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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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米中、重要問題未解決のまま貿易協議再開-30日から閣僚級で

  • 中国との交渉のテーブルから離れる可能性残る-米政権高官
  • ライトハイザー、ムニューシン両氏が北京で劉副首相と協議へ

米中の閣僚級貿易協議が30日から北京で再開する。ただ、重要な問題が未解決のままだと、米政権高官1人が明らかにした。

  米中は共に合意を望んでいるが、トランプ米大統領が協議の進捗(しんちょく)に満足しなければ中国との交渉のテーブルから離れる可能性は残っていると同高官が匿名を条件に話した。

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官が30日から劉鶴副首相との協議に臨む。ホワイトハウスの声明によれば、両国は知的財産や強制的な技術移転、非関税障壁、農業、サービス、購入、履行などの通商問題を議論する。

  その後、劉副首相は代表団を率いてワシントンを訪問し、来月8日から追加の協議を行う。交渉担当者は合意が近いことを示唆しているほか、トランプ大統領も習主席がホワイトハウスを「近く」訪れると先週述べた。

  約1年にわたる貿易対立で信頼感や出荷が損なわれているが、米中の1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は予想を上回っており、世界経済に対する逆風が弱まりつつあるとの楽観的な見方が広がった。

  中国政府が改革の実行を約束しているにもかかわらず、トランプ政権は先週、中国が知財保護の強化やより多くの外国企業への市場開放を怠っていると主張。一方、習主席は約40カ国の首脳らが参加した一帯一路フォーラムでの26日の演説で、中国の改革について多くの時間を割き、国の補助金への対処や知財権の保護、より多くのセクターへの外国投資の容認、人民元の競争的な切り下げ回避を言明した。

原題:U.S.-China Talks to Resume With Significant Issues Unresolved(抜粋)

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