コンテンツにスキップする

スペイン総選挙、サンチェス首相の左派第1党-連立交渉が焦点に

  • 社会労働党は下院で123議席獲得-カタルーニャ独立派の協力必要か
  • 極右政党ボックスは議会初進出も、24議席と事前予想に届かず

スペイン総選挙が28日投開票され、サンチェス首相率いる社会労働党が下院(定数350)で123議席を獲得した。サンチェス政権は2期目に入る見通しだが、左派系政党を含めても過半数に届かないため、カタルーニャ独立派の協力が必要になる可能性がある。

  社会労働党は2016年の前回総選挙で得た85議席から勢力を伸ばした。急進左派政党ポデモスは43議席、サンチェス首相を支持する公算が大きいバスク国民党が6議席を獲得した。合わせて172議席と、過半数の176議席に届かない。

  サンチェス首相(47)にはシウダダノスのリベラル派との連携、あるいはポデモスに加えて穏健なカタルーニャ独立派など規模が小さい地域政党との連立政権とする2つの大きな選択肢がある。シウダダノスと連携すれば180議席となり、計算上は分かりやすいが、政治的には問題が大きい。しかし、サンチェス首相は28日夜、選択肢をなおオープンにしていると表明した。

Spain Holds General Elections

社会労働党本部の外に姿を現したサンチェス首相(28日)

Photographer: Pablo Blazquez Dominguez/Getty Images

  サンチェス首相は少数与党政権で10カ月にわたり首相を務めたが、予算案が議会を通らず議会を解散していた。

  新興極右政党ボックス(VOX)は下院で24議席と、初めて議席を獲得したものの、事前の予想には届かなかった。国民党は66議席と議席をほぼ半分に減らす見通しだ。

原題:Sanchez Wins in Spain But Might Need Help From the Catalans (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE