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【米国株・国債・商品】S&P500が最高値更新、好決算受け

  • 1-3月の米GDPを消化、10年債利回りは一時2.5%割り込む
  • NY原油は3%近い下げ、ガソリン価格巡るトランプ氏発言が材料

26日の米株式相場は上昇。予想を上回る企業決算が追い風となり、S&P500種株価指数は終値ベースで過去最高値を更新した。米国のインフレ基調の弱さを示す統計を受け、米国債利回りは低下した。

  • 米国株はS&P500種が高値更新、アマゾンやフォード決算が追い風
  • 米国債は反発、10年債利回り2.50%
  • NY原油は2カ月ぶり大幅安、ガソリン価格巡るトランプ氏発言で
  • NY金先物は上昇、米経済成長が減速に向かうとの見方

  S&P500種の高値更新には、アマゾン・ドット・コムやフォード・モーターの予想以上の好決算が貢献。インテルやエクソンモービルの決算が期待外れとなったことの影響は薄れた。1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は成長率の加速を確認する一方、基調的な弱さも示したことから、米10年債利回りは2.5%を割り込む場面があった。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2939.88。ダウ工業株30種平均は81.25ドル(0.3%)上げて26543.33ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.50%。

  Eトレードの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は「現在、景気サイクルのどこにあるかということを忘れるべきではない」とコメント。「多くのセクターは見通しを今も控えめにしている」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。トランプ大統領がガソリン価格の下落を促すよう石油輸出国機構(OPEC)に要求したと伝わった。ただOPEC事務局長はトランプ氏と話していないとも報じられた。ロシアおよびイランからの供給縮小の影響を巡り懐疑的な見方が強まっていることも売りにつながった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は1.91ドル(2.9%)安の1バレル=63.30ドル。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.2ドル下げて72.15ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.7%上昇し1オンス=1288.80ドルで終了。1-3月の米GDP速報値が予想以上の成長加速を示したが、変動の激しい在庫や貿易が主因だったため、年末にかけて成長が鈍化するとの見方が広まった。

原題:Stocks Climb on Earnings as Treasury Yields Drop: Markets Wrap(抜粋)
Oil Tumbles Most in Two Months as Trump Promises Lower Prices
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