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債券上昇、10連休前に利回り確保の動き-日銀オペ結果で一段高に

債券相場は上昇。国内外の株式相場の下落や円高気味に加え、あすからの10連休を前にした投資家からの需要を背景に買いが優勢となった。日本銀行がこの日実施した国債買い入れオペが強い結果となったことで午後に相場は一段高となった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比10銭高の152円73銭。朝方は横ばい圏で推移した後、徐々に水準を切り上げ、午後はオペ結果を受けて上げ幅拡大
  • 新発10年物354回債利回りは一時1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.05%
  • 新発20年債利回りは1.5bp低下、新発30年債利回りは2bp低下
  • 新発5年債利回りはマイナス0.17%と約2週間ぶりの低水準

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 国債買い入れオペの結果が強かったので、午後に買いが優勢となった。応札倍率が低く価格も市場予想より高く決まった
  • 連休中の海外市場は模様眺めが基本か。景気指標は下げ止まりつつあるが、米欧中銀がハト派化しているので、金利が上昇する場合でも限りがあるだろう
  • 円金利は上がる時より下がる時の方が怖いので、ある程度買っておこうという動きになりやすい  

日銀買い入れオペ

  • 残存期間5年超10年以下が対象、買い入れ額は前回と同じ4800億円
  • 応札倍率は1.69倍と2016年12月以来の低水準となり、売り圧力の弱まりが示された。平均利回り格差はマイナス0.6bp
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.170%-0.045%0.370%0.560%0.620%
前日比-0.5bp-1.0bp-1.0bp-1.5bp-2.0bp 横ばい
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