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トヨタが2年ぶりの社債検討、早ければ5月に

  • 主幹事には国内主要5社がすでに内定、シンジケート団も結成
  • 信用力を考えると利率やスプレッドはかなり低い-ある関係者
A Toyota Motor Corp. badge is displayed on the front grille of a Highlander sports utility vehicle (SUV) .

A Toyota Motor Corp. badge is displayed on the front grille of a Highlander sports utility vehicle (SUV) .

Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg
A Toyota Motor Corp. badge is displayed on the front grille of a Highlander sports utility vehicle (SUV) .
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

トヨタ自動車が2年ぶりとなる円建て普通社債の発行を検討している。長期化する低金利環境下で資本市場から直接資金調達をする。

  複数の関係者によるとトヨタは年限5年、7年、10年に加えて自身の最長に並ぶ20年を検討している。主幹事には国内主要5社がすでに内定、販売を分担するシンジケート団も結成する。発行総額は今後主幹事とともに需要調査を踏まえて決定する。10連休中を含めて海外金利をはじめとして大きな市場変動がなければ5月8日の決算発表後に起債準備を正式に発表して、5月中にも起債したい考えだ。

Inside The 2019 New York International Auto Show

トヨタの新型ハイランダー(4月のNY国際オートショー)

Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

  日本銀行は25日の金融政策決定会合で政策金利のフォワードガイダンス(指針)を明確化、少なくとも2020年春ごろまで極めて低い長短金利の水準を維持する方針を示した。世界的に低金利環境が長期化する中でトヨタは、6月に700億円の社債が償還を迎える。全額出資の販売金融会社トヨタファイナンスは定例発行体だが、トヨタ本体の起債は17年5月以来になる。

  ある関係者はトヨタの起債検討について、国内トップクラスの信用力を考えると利率や国債上乗せ金利(スプレッド)はかなり低いものが想定されると話した。トヨタ広報担当の高健介氏は社債発行検討について「現時点では何も決まっていない」と電話取材にコメントした。トヨタは昨年度初から30年債を含めた起債を検討したが金利変動などで断念、ドル債を発行していた。

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