コンテンツにスキップする
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

平成最後の日本株は小反落、インテル売上高減額と円高-半導体安い

更新日時
  • インテルは19年売上高見通しを690億ドルに変更、市場予想を下回る
  • アドテストは大幅減益を計画、円は対ドルで111円45銭まで上昇
Employees work at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Monday, Oct. 22, 2018. Asian stocks and U.S. futures erased earlier losses Monday as Chinese shares built on a Friday rally after calls for calm from the country’s top finance officials.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

平成最後の取引となった26日の東京株式相場は小幅に反落。米インテルが売上高見通しを引き下げ、景気に対する不安が広がった。決算失望のアドバンテストを中心に半導体関連が売られ、鉄鋼や非鉄金属など素材関連も安い。業績回復見通しの川崎汽船など海運は買われた。

  • TOPIXの終値は前日比2.35ポイント(0.1%)安の1617.93
  • 日経平均株価は同48円85銭(0.2%)安の2万2258円73銭
Tokyo Stock Exchange As Asian Stocks Rebound After Korean Fears Abate

東証内

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  インテルが25日に修正した2019年通期売上高見通しは690億ドルで、市場予想(713億ドル)を下回った。発表後の時間外取引で同社株は一時8%超下げた。きょうのドル・円相場は1ドル=111円40-70銭台と、前日の日本株終値時点の111円95銭からやや円高に振れた。

  SMBC信託銀行投資調査部の佐溝将司マーケットアナリストはインテルなどの業績下方修正を受けて、「減速に歯止めがかかった中国の景気について、持続するのか見極めが必要な局面」と指摘。中国需要の持ち直しで世界景気に楽観的な見方が多いものの、「いまは冷静にならざるを得ない」と話した。

  午後に入ると株価指数は下げを縮小した。大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、日本の10連休中に米国や中国で公表される製造業指標などの市場予想が堅調なことから、「ポジション調整の売りが進んで株価が安くなると、連休明けのアップサイドリスクを意識した押し目買いが入りやすい」とみていた。

  また岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は「取引時間中に発表された三菱電機などの好決算で業績に対する懸念がやや薄まった」と話した。個別銘柄ではインテルの業績下方修正を受けた東京エレクトロンやSUMCO、今期54%営業減益の計画を発表したアドテストなど半導体関連株が下落。半面、三菱電のほか伊藤忠テクノソリューションズや川崎汽船が決算発表後に買われた。

平成最後は小幅に反落
  • 東証1部33業種は非鉄金属や鉄鋼、石油・石炭製品など素材関連が下落率上位、証券・商品先物取引や保険、陸運も安い
  • 海運や精密機器、医薬品は上昇
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE