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インテルが通期見通し引き下げ、データセンター向けの落ち込みで

更新日時
  • 力強い伸び続いていたサーバー向け売り上げが1-3月に減少
  • 4-6月期の売上高見通しも下方修正-時間外で株価下落
The Intel Corp. logo is displayed at the company's booth at the CEATEC Japan. 

The Intel Corp. logo is displayed at the company's booth at the CEATEC Japan. 

Photographer: Kiyoshi Ota
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Photographer: Kiyoshi Ota

半導体メーカー、米インテルは4-6月(第2四半期)と2019年通期の売上高見通しを引き下げた。19年が進むにつれてコンピューター用プロセッサー需要が拡大するとのインテルの見通しへの信頼が揺らぎ、同社の株価は時間外取引で下落した。

  25日の発表資料で同社は4-6月期の売上高が約156億ドル(約1兆7400億円)、純利益が1株当たり83セントになるとの見通しを示した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は売上高が169億ドル、1株当たり純利益が96セントだった。通期売上高見通しは690億ドルと、市場予想(713億ドル)を下回った。

  今年1月に最高財務責任者(CFO)から昇格したインテルのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は最高益更新の継続を目指したがかなわず、さらにインテルの牙城を脅かす競争激化に直面している。同社の財務健全性の鍵となっているのは、最も収益性が高い商品であるサーバー向け半導体へのクラウド業者からの需要だ。サーバー向け半導体事業はこれまではパソコン(PC)市場が低迷する中でも売り上げを伸ばし同社の全体的な成長を後押ししてきたが、1-3月(第1四半期)の同事業の売り上げは前期比6.3%減と、マイナスに転じた。

  スワンCEOは決算発表後のインタビューで、「当社は昨年、素晴らしい伸びを達成し、データセンター向けの減速を予想していた」と説明。顧客の在庫整理は「想定よりも若干時間がかかりそうだが、データ処理需要に関する中長期的な見通しは変えていない」と語った。

  決算発表後の時間外取引でインテルの株価は一時6.6%余り下げた。通常取引終値は1.9%安の57.61ドルで、年初来では23%上げているが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の35%上昇には後れを取っている。

  1-3月期の売上高はほぼ変わらずの161億ドル。アナリスト予想平均は160億3000万ドルだった。純利益は39億7000万ドル(1株当たり87セント)に減少した。アナリスト予想は82セント。前年同期の純利益は44億5000万ドル(同93セント)だった。

  データセンター(サーバー)向け半導体事業は昨年10-12月(第4四半期)には前期比で売上高を9%伸ばしていた。インテルの幹部は今年1月、顧客が備蓄していた半導体を使い切れば受注は再び上向くとの見通しを示していた。インテルの「Xeon」プロセッサーはサーバー向け半導体市場で95%強のシェアを誇る。

Intel's Data Center Group On the Rise

Growth slowed last quarter

Source: Company data

  
原題:Intel Slashes Forecasts Amid Decline in Data-Center Sales (1)(抜粋)

(CEO発言などを追加して更新します.)
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