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バークレイズのトレーディング収入、予想ほど落ち込まず-1~3月

  • ステーリーCEO、必要ならボーナスを削減
  • 債券・通貨・商品トレーディング収入は4%増

英銀バークレイズの1-3月(第1四半期)トレーディング業務はウォール街で競合する金融機関より好調だった。物言う投資家エドワード・ブラムソン氏から圧力を受けているジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)にとって追い風となる。同CEOは必要であればボーナス(賞与)を削減する意向を示した。

  25日の決算発表によると、マーケット部門の1-3月収入は13億7000万ポンド(約1980億円)に減少したものの、減少幅は予想より小さかった。アナリストは前年同期比16%減の12億2000万ポンドと予想していた。

  債券・通貨・商品トレーディング収入は4%増と、同業務が増収となった数少ない大手行の仲間入り。株式トレーディング収入は約20%減で、大半の米銀と同程度の落ち込みだった。

  ステーリーCEOは、投資銀行にとって厳しい状況が今年いっぱい続くようでえあれば経費を想定以上に削減すると説明。これも、ステーリーCEOの投資銀行戦略を批判しているブラムソン氏に対して同CEOの立場を強くする公算がある。ブラムソン氏は来週のバークレイズ年次株主総会で取締役会の1席を確保したい考え。

  ステーリーCEOは発表資料で、「コストを管理し期待される収益性を確保するため、変動報酬について慎重に判断する」とコメントした。1-3月のトレーディング収入は前年同期比で約6%減少。米国の5大銀行は平均で14%減だった。

原題:Barclays Resilience Shores Up Staley Before Clash With Bramson(抜粋)

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