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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本株は反落、10連休控え業績に慎重な見方広がるー自動車や電力安い

更新日時
  • 日産自が19年3月期業績を大幅下方修正するとテレビ東京
  • 日本の収益モメンタムは米ほど強くない-損保J日本興AM・上野氏
Employees work at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Friday, Dec. 28, 2018. Japanese shares fell, with the Topix index capping its worst annual performance since 2011, in a year that saw U.S.-China trade tensions deal a heavy blow to investor sentiment.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

24日の東京株式相場は4日ぶりに反落。10連休を前にポジションを手じまう動きが懸念される中、業績計画を下方修正すると報じられた日産自動車などの輸送用機器、原子力発電所の運転停止が警戒される電力株が売られた。

  • TOPIXの終値は前日比10.92ポイント(0.7%)安の1612.05
  • 日経平均株価は同59円74銭(0.3%)安の2万2200円00銭
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Shares Rebound

東証ロゴ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  日産自が2019年3月期業績を大幅に下方修正するとテレビ東京が伝えた。同社は取引終了後に営業利益速報値を3180億円と発表した。従来計画は4500億円。またコーセーは前期営業利益が計画に届かなかった公算が大きいと日本経済新聞が報じた。両銘柄とも4.0%下落した。

  損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの上野賢司シニア・インベストメントマネジャーは、米国株は決算好調を受けて最高値を付けたが、「日本企業の収益のモメンタムは米国ほど強くない」と指摘。10連休を控えており「企業業績が強いという期待はあまりないことから、買う理由がない」と話した。

  米S&P500種株価指数の最高値更新を受けて上昇して始まったものの、じりじりと値を下げる展開となった。岡三証券の山本信一シニアストラテジストは、連休中に公表される「4月の株式相場上昇のきっかけとなった米ISM製造業景況指数や中国の製造業PMIの好調持続を確認したい」ため、上値を追えないと述べた。

24日は4営業日ぶりに反落

  午後の下げ拡大をけん引したのは電力株。原子力規制委員会は原子力発電所のテロ対策施設が期限までに設置できなかった場合、原則として原発の運転停止を命じることを決めたとNHKが報じた。関西電力が7.8%下落するなど軒並み安となった。

  • 東証1部33業種は電気・ガス、輸送用機器、証券・商品先物取引、石油・石炭製品が下落率上位
  • サービスや医薬品、海運は上昇
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