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日産:COOに山内氏、川口専務は副社長に-スキラッチ副社長退任

  • ガバナンス改善特別委の提言踏まえ、新役員体制発表-5月16日付
  • 山内氏は日本や中国などの4つの経営委を統括、7部門の責任者に

日産自動車は23日、山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)を最高執行責任者(COO)に昇格させるなどの執行役員の人事を発表した。3月に報告を受けた同社のガバナンス改善特別委員会の提言を踏まえ、経営体制の強化を図る狙いがあるとしている。

  日産の発表資料によると、山内氏は日本や中国など4つのマネジメントコミッティを統括するほか、グローバルマーケティングやセールス、日産の研究開発や購買など7部門の責任者となる。チーフ・クオリティ・オフィサー(CQO)を務めていたクリスチャン・ヴァンデンヘンデ氏がCQOと副COOを兼任する。

  国内事業を担当していた星野朝子専務や渉外や国内広報の責任者だった川口均専務、中畔邦雄専務がそれぞれ副社長に昇格する。一方、グローバルマーケティングやセールスを担当していたダニエレ・スキラッチ副社長は退任する。故郷の欧州で新たなキャリアを目指したいという本人の申し出によるものとしている。

  事業の安定化が日産の優先課題の一つとして、生産技術を担当していた関潤専務をパフォーマンスリカバリー(業績回復)の専任役員とする。

  日産のガバナンス委は、特別背任の罪などで起訴されたカルロス・ゴーン前会長を巡る一連の問題を受けて発足。3月27日に企業統治の強化に向けた提言を発表し、指名委員会等設置会社への移行や会長職の廃止などを含めて企業統治の強化を求めていた。

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