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債券は上昇、米長期金利低下や超長期債買いーオペ据え置きで安心感も

更新日時

債券相場は上昇。米国債市場で長期金利が低下したことに加えて、超長期ゾーンの現物債への買い圧力が相場を押し上げた。日本銀行がこの日の国債買い入れオペの金額を据え置いたことも買い安心感につながった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比10銭高の152円66銭。午後に一時152円69銭まで上昇
  • 新発10年物354回債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.045%と、12日以来の低水準
  • 新発30年物62回債利回りは0.555%、新発40年物11回債利回りは一時0.59%と、それぞれ1.5bpの低下

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 米長期金利がレンジ推移となる中、30年債など超長期ゾーンが堅調で、先週末の予想外のオペ減額で売られたところからの買い戻しが続いている
  • 年度初めから積み上がっていたフラット(平たん)化のポジションもオペ減額をきっかけにかなり解消され、押し目買いのチャンスだ
  • 生命保険の運用計画を見ても、従来よりも長い債券を買わないといけないとみられ、デュレーションの長期化は継続だろう

日銀買いオペ

  • 残存期間1年超5年以下、10年超が対象。買い入れ額はいずれも前回から据え置き
  • 結果は、残存1ー3年と10ー25年の応札倍率が前回から上昇、3ー5年と25年超は低下
  • SMBC日興の竹山氏
    • 無難からやや弱めの結果で、ここまで買われるような内容は示唆されていない
    • 週末に5ー10年オペと来月のオペ方針を控えているが、10連休直前の大きな変更は考えづらい
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

  • 23日の米10年国債利回りは2.60%に接近した後に買い戻され、前日比2bp低下の2.57%程度で引けた。この日の時間外取引では2.55%程度まで低下

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.160%-0.045%0.370%0.555%0.595%
前日比-0.5bp-0.5bp-1.0bp-1.0bp-1.5bp-1.0bp
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