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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米ヘルスケア関連株をETF投資家が底値買い-相場下落に歯止めか

  • ヘルスケア関連ETF2本に計10億ドル近い資金流入-18日の取引
  • 今月に入ってヘルスケア関連株は2000億ドル余りの価値失う
A medical assistant checks the temperature of a patient at a CCI Health and Wellness Services health center in Gaithersburg, Maryland, U.S., on Tuesday, April 18, 2017. After the failure of Republicans first attempt to repeal and replace the Affordable Care Act and President Donald Trumps subsequent threats to let the program explode, more health insurers are threatening to pull out of the Obamacare health-care program next year, while others may sharply raise the premiums they charge.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

米ヘルスケア関連株は今月、売り優勢の展開でこれまでに2000億ドル(約22兆3600億円)余りの価値を失ったが、上場投資信託(ETF)投資家が相場の下げに歯止めをかけつつある。

  祝日を翌日に控えた18日の取引で、ステート・ストリートが運用するヘルスケア関連ETF2本の資金流入は1500本余りの米上場株ETFの中で最も多かった。ブルームバーグのデータによると、ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド(XLV)とSPDR・S&PバイオテクノロジーETF(XBI)には計10億ドル近い資金が流入。平均的な株式ETFはこの日、純流出だった。

  ヘルスケア関連株の年初来騰落率がマイナスに転じたタイミングで底値買いが見られている。「メディケア・フォー・オール(国民皆健康保険制度)」を巡る懸念が強まる中で、S&P500ヘルスケア株指数は先週4.4%下落し、月初来でのマイナス幅は約6.5%に拡大した。ただ政策変更があるとしてもすぐには実現しない公算が大きいとして、株価の下げはあまりにも急ピッチで行き過ぎとの見方がある。

Health-care ETFs see large inflows as sector flounders

  ミラー・タバク+の株式ストラテジスト、マット・マレー氏は22日付の顧客向けリポートで、今回の政策提案が連邦法になる確率はヒラリー・クリントン氏が抜本的な医療制度改革を提案した2015年よりはるかに低いと指摘するとともに、XLVはかなり売られ過ぎだと説明した。

原題:Health Care’s $200 Billion Wipeout Sees ETF Dip Buyers Emerge(抜粋)

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