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Photographer: David Paul Morris

テスラは来年「ロボタクシー」、自動運転技術活用でコスト増加も

  • マスクCEO、テスラ顧客の車活用したライドシェア事業参入を予想
  • テスラ車以外を購入するのは経済的にばかげている-CEO
The interior of a Tesla Motors Inc. Model X sport utility vehicle (SUV) is displayed during an event in Fremont, California, U.S., on Tuesday, Sept. 29, 2015. Elon Musk handed over the first six Model X SUVs to owners in California Tuesday night, as Tesla reached a milestone of having two all-electric vehicles in production at the same time.
Photographer: David Paul Morris

テスラの使命はかつて、手頃な価格の電気自動車(EV)を大衆市場に投入することだったが、ここにきてイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はそれを撤回し、自動運転技術とライドシェア・サービスを組み合わせると表明した。

  マスクCEOは22日の投資家向け説明会で、テスラ車100万台が来年半ばまでには自動運転モードで公道を走行できるようになると発表した。テスラ車のオーナーは「ロボタクシー」と称するライドシェアのネットワークにマイカーを提供し、人が乗らなくても自動運転モードで走らせることができるという。

Tesla CEO Musk Contempt Case With SEC Goes To Court

マスクCEO

撮影:Jeenah Moon / Bloomberg

  とっぴな予測も遠慮なく口にするマスクCEO(47)でも、これは非常に野心的なスケジュールだ。自動運転分野で業界リーダーと広く受け止められているアルファベット傘下のウェイモは、セーフティードライバーなしで自動運転車を走行させることは避けている。しかし、テスラのEV需要を巡って懸念が広がる中、マスクCEOは自動運転のロボタクシーの本格導入準備が整えば、同社にとってもテスラ車オーナーにとっても大きな金銭的利益を得られると説明した。

  カリフォルニア州パロアルトの本社で開いた説明会で同CEOは、「消費者が今日受け止めるであろう基本的なメッセージは、テスラ以外の車を買うのは経済的にばかげているということだ」と語った。

  テスラの投資家にとって問題は、短期的に費用が高くつくことになる点だ。自動運転技術に絡むコストについて問われたマスクCEOは、「基本的には当社の全ての費用体系だ」と返答した。

  テスラは22日、前営業日比3.8%安の262.75ドルで終了。時間外取引では一時0.4%高まで上昇したが、結局ほぼ変わらずに値を戻した。

原題:Musk Makes Self-Driving Technology Tesla’s Costly New Calling(抜粋)

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