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弾劾でなくてもトランプ大統領に責任取らせられる-米下院議長

  • モラー氏の報告書公表を受け、一部の下院民主党議員が弾劾求めた
  • 真実を見つける道筋をたどるべきだという点では全員一致-ペロシ氏
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
トランプ大統領
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ペロシ米下院議長は、「大統領の地位にとって不名誉な、極めて反倫理的で不道徳な行為に関与した」とトランプ大統領を批判しながらも、弾劾を求める民主党議員らに対し異議を唱えた。

  18日に編集を施された形で公表されたモラー特別検察官のロシア疑惑捜査報告書が、トランプ大統領の司法妨害が疑われる事例を特定したことを受け、一部の下院民主党議員が弾劾を求めた。しかしペロシ議長は弾劾手続きについて、議会がトランプ大統領に責任を取らせるのに必要な事実を掘り起こす唯一の方法ではないと指摘した。

U.S. House Speaker Nancy Pelosi Addresses LSE

ペロシ米下院議長

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  ペロシ議長の下院民主党議員に宛てた書簡が公表されたのは、ロシア疑惑捜査への対応を下院共和党議員らと議論する電話会議の前だった。

  議長は同書簡で、「モラー氏の報告書の捜査結果を調べる手続きや直接の弾劾手続きなど、われわれの立場は多岐にわたっているが、真実を見つける道筋をたどるべきだという点では全員が一致団結している」と述べた。

  この書簡は、民主党が憲法上の権限を行使してトランプ大統領にストップをかけることと、2020年の大統領選に集中してトランプ氏の再選を許さないことの間で、微妙なバランスを取ろうとしていることを浮き彫りにする。

  下院司法委員会は5月2日にバー司法長官の公聴会開催を計画しており、モラー氏にも証言を求める予定。

原題:Pelosi Says Trump Can Be Held Accountable Without Impeachment

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