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明治安田生命:国内債残高はやや増加、ヘッジ外債増加-19年度計画

更新日時
  • 新規投資の6割で円建て債、ヘッジ・オープン外債を積み増し
  • 外国株残高は減少、不動産はホテル投資も検討

明治安田生命は2019年度の資産運用で円建て債券や外貨建て債券、不動産の残高を増やす計画だ。外貨建て保険販売を除いた新規投資財源は2兆1000億円程度を見込む。

  荒谷雅夫執行役副社長は23日の記者説明で、新規投資財源の6割を円建て債券・ヘッジ外債・オープン外債・国内株、25%を内外クレジット、15%を国内貸付・外国投信・不動産に配分するとした。

  円建て債券の残高はやや増加を見込んでおり「ALM(資産・負債の総合管理)の中心資産として一定程度は組み入れの必要はあるが、現行の金利水準等を考えると慎重に対応する」と話した。永久劣後債(AT1)やハイブリッド債などクレジット資産は良質な案件を厳選して積み増す。

  ヘッジ付き外債の残高は増加を計画。円建て債券との比較で投資妙味があれば積み増す。クレジット資産は、米ドル建てが中心だが、通貨分散を進めており、今年度もユーロなどヘッジ後のトータルリターンの優位性を踏まえ、通貨分散をすすめる。オープン外債は、金利・為替水準に留意しつつ一定程度の円高局面で、リスク量や市場動向を判断しながら積み増す機会もあるとみて残高はやや増加を見込む。

  株式の残高はやや減少。荒谷氏は、「銘柄入れ替えや、インデックス的なファンド投資を一部入れていきたい」と述べた。外国株式等の残高は減少。「海外クレジットの取り組みの1つ。海外バンクローン、インフラデット、海外社債のアウトソースなども組み入れたい」という。

  不動産残高は、中長期的に安定的な賃料収入が期待でき、インフレヘッジ性もあるため、やや増加を計画。新規投資について荒谷氏は「オフィスビルだけでなく、採算性が合うならホテルなどにも投資したい」と話した。

【2019年度の運用計画一覧】

単位:
億円
国内債外債ヘッジ
外債
オープン
外債
国内株等新規成長・
オルタナ
明安やや増加増加やや増加やや減少ーー
日本横ばい
~増加
ーー横ばい
~減少
増加横ばい増加
第一減少ーー金利水準
次第
為替水準
次第
減少増加
住友増加増加増加増加増加ーー
富国▲300200500▲300200ーー
大樹500弱増加▲数百3500程度横ばい100程度

【2019年度の金融環境見通し一覧】


国内金利
(%)
米国金利
(%)
日経平均
(円)
ダウ
(ドル)
ドル円
(円)
ユーロ円
(円)
明安▲0.15~0.15
(0.05)
2.10~3.00
(2.70)
20000~24000
(23000)
24000~29000
(27500)
100~115
(110)
115~135
(126)
日本▲0.20~0.20
(0.00)
2.20~3.20
(2.70)
21000~26000
(24000)
24000~29000
(27000)
100~120
(110)
120~140
(130)
第一▲0.20~0.20
(0.00)
2.00~2.80
(2.30)
18000~24000
(20000)
22000~28000
(25000)
100~114
(108)
110~135
(125)
住友▲0.20~0.20
(0.10)
2.00~3.00
(2.60)
18500~25500
(22500)
22000~29000
(27000)
100~120
(110)
115~140
(130)
富国▲0.20~0.20
(▲0.0)
2.30~3.00
(2.60)
19000~24000
(23500)
23000~27000
(26000)
100~115
(110)
115~135
(125)
大樹▲0.10~0.20
(0.00)
2.40~3.00
(2.70)
20000~23000
(21500)
23500~26500
(25500)
104~114
(109)
118~133
(126)

※日本生命は年度末レンジ(年度末見通し)
※第一生命は想定レンジ(年度末中心)
※明治安田生命、住友生命、富国生命は年度レンジ(年度末)
※大樹生命(旧三井生命)は19年度末の見込み(中心)

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