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住友生命:国内債、ヘッジ・オープン外債の残高増加-19年度計画

更新日時
  • 低金利下で国内の超長期債積み増しは抑制へ-藤村運用企画部長
  • 国内株残高は増加、外国株はファンドを含めて投資拡大へ

住友生命保険は2019年度の運用計画で、国内外の債券やクレジットファンドを含めた外国株式などの残高を増やす。今年度の新規資金は1兆2100億円だった昨年度の半分程度を見込んでいる。

  藤村俊雄運用企画部長は23日の記者説明で、低金利環境が続く国内債券は「長期化目的の入れ替えが中心」で、超長期債の積み増しは抑制する方針だと述べた。ただ、一時払いの貯蓄性商品の販売に見合った新規資金は投入するため、残高は昨年度と同じ2400億円同程度増える見通しだ。

  外国債券については、為替ヘッジを付けた外貨建て事業債の収益率が他資産より高いとみて、残高を積み増す。事業債の増加額は数千億円増やした昨年度と「同じか、やや増やす」計画。米欧中心に格付けがA格以上の銘柄が対象だが、一部は提携先の米運用会社を通じてバンクローンにも振り向ける。

  為替ヘッジしないオープン外債も、昨年度よりやや多く積み増す。円相場は対ドルでもみ合いにとどまるとみており、想定レンジ(1ドル=100-120円)の「真ん中より下」まで円高・ドル安に振れれば資金を機動的に投入する方針だ。このほか、外貨建て保険商品の販売に見合った投資も行う。

  国内株式等は中長期的に割安とみる局面で積み増すほか、マルチアセット型ファンドへの投資残高も増やす。外国株式等は海外社債などのクレジット資産のファンド、インフラやプライベートエクイティ(PE)に投資するファンドに資金を投じる。残高増は国内株が600億円、外国株が2500億円だった昨年度並みを見込んでいる。

【2019年度の運用計画一覧】

単位:億円国内債外債ヘッジ外債オープン外債国内株等新規成長・
オルタナ
住友増加増加増加増加増加
日本横ばい~増加N.A.横ばい~減少増加横ばい増加
第一減少N.A.金利水準次第為替水準次第減少増加
富国▲300200500▲300200
大樹500弱増加▲数百3500程度横ばい100程度

【2019年度の金融環境見通し一覧(19年度末の水準)】


国内金利
(%)
米国金利
(%)
日経平均
(円)
ダウ
(ドル)
ドル円
(円)
ユーロ円
(円)
住友▲0.20~0.20
(0.10)
2.00~3.00
(2.60)
18500~25500
(22500)
22000~29000
(27000)
100~120
(110)
115~140
(130)
日本▲0.20~0.20
(0.00)
2.20~3.20
(2.70)
21000~26000
(24000)
24000~29000
(27000)
100~120
(110)
120~140
(130)
第一▲0.20~0.20
(0.00)
2.00~2.80
(2.30)
18000~24000
(20000)
22000~28000
(25000)
100~114
(108)
110~135
(125)
富国▲0.20~0.20
(▲0.0)
2.30~3.00
(2.60)
19000~24000
(23500)
23000~27000
(26000)
100~115
(110)
115~135
(125)
大樹▲0.10~0.20
(0.00)
2.40~3.00
(2.70)
20000~23000
(21500)
23500~26500
(25500)
104~114
(109)
118~133
(126)

※日本生命は年度末レンジ(年度末見通し)
※第一生命は想定レンジ(年度末中心)
※住友生命、富国生命は年度想定レンジ(年度末予想)
※大樹生命(旧三井生命)は19年度末の見込み(中心)

(詳細情報を追加して全面的に更新します.)
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