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日電産:今期営業益計画は26%増の1750億円-市場予想を下回る

更新日時
  • 中国の景気回復動向や英国の欧州連合離脱問題がリスク要因に
  • 1ー3月期の営業利益は77%減、小型モーターや車載関連が不振

日本電産は23日、今期(2020年3月期)の連結営業利益が前期比26%増の1750億円となる見通しだと発表した。市場予想を下回る。

  中国の景気回復動向や英国の欧州連合離脱問題をリスクとみている。業績見通しの前提となる為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円とした。
  

今期計画

  • 売上高予想1.65兆円、市場予想1.61兆円
  • 営業利益予想1750億円、市場予想1930.4億円
  • 純利益予想1350億円、市場予想1532.1億円

  同社は車載や家電向けモーターが主力。米中貿易摩擦の影響による顧客需要の減少を受け、前期は構造改革費用を計上し、工場統廃合による設備の減損や旧式在庫の早期廃却などコスト削減を進めている。ブルームバーグのデータによると米アップルやソニー、ホンダなどを取引先に持つ。

  1ー3月期の営業利益は前年同期比77%減の95億円だった。精密小型モーターが同83%減の27億円、車載関連が同57%減の43億円となったほか、「家電・商業・産業用」や機器装置でも大幅に減少した。電子・光学部品は16億円の赤字となった。

1-3月期

  • 売上高3640.1億円、市場予想3276.4億円
  • 営業利益92.5億円、市場予想208.8億円
  • 純利益75.8億円、市場予想125.3億円

  合併・買収(M&A)により21年3月期の売上高目標は2兆円と見込む。車載関連は新規M&Aに伴う上乗せ分を含め最大1兆円と重視しており、16日には自動運転に使われるセンサーや制御システムに強みを持つオムロン子会社の買収を発表した。

Nidec Corp. Founder Shigenobu Nagamori Interview

今期業績予想を発表した日本電産

Bloomberg
(為替レートなどの情報を追加しました.)
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