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日本株は小幅続伸、イラン原油全面禁輸で石油高いー円高で電機下落

更新日時
  • 米はイラン原油禁輸の適用除外を打ち切りへ、NY原油2.7%高
  • 3月の米中古住宅販売4.9%減、円は一時1ドル=111円65銭

23日の東京株式相場は小幅に3日続伸。米国がイラン産原油禁輸の適用除外を終了するとして原油相場が上昇し、鉱業や石油・石炭製品など石油関連が買われた。一方、米住宅指標の悪化で上値は重く、為替相場の円高を受けて電機や化学など輸出株の一角は下落。

  • TOPIXの終値は前日比4.35ポイント(0.3%)高の1622.97、3日続伸は約2カ月ぶり
  • 日経平均株価は同41円84銭(0.2%)高の2万2259円74銭
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Shares Rebound

東証内

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

背景

  SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は、海外原油価格の上昇が相場の支えとした上で、「日本はイランからの輸入が止まっても、米国からエネルギーを買うという流れになると対米赤字の削減につながり、日米通商交渉の進展が期待できる」と話していた。米住宅販売については、「米国は低金利が進みもう少し回復してよいイメージがあった。伸び悩みは否めない」と述べた。

  小高く始まった日本株相場は、指数が一時前日終値を下回り方向感に欠く展開となった。アイザワ証券の清水三津雄日本株ストラテジストは「10連休中に海外で重要なイベントがあるため、何が起こるか分からずリスクを取りにくい」と指摘。きょうは連休前の受け渡しベースでの最終日であることから、信用取引の「余計なコストを回避するため投資家はポジション圧縮に動いているようだ」と言う。

  取引終了後に日本電産の決算が発表される予定。セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は、「シクリカル業種に影響力があるため注目されている」ことから、様子見ムードが強いとみていた。

23日は小幅に3日続伸
  • 東証1部33業種では鉱業、石油・石炭製品が上昇率1、2位、陸運、建設、電気・ガスも上位
  • 電機やゴム製品、化学は下落
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