コンテンツにスキップする
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

貿易戦争による相場変動時に買う株のリスト用意-シンガポールGIC

  • 米国はGICの投資ポートフォリオの約3分の1占める
  • トランプ減税による景気拡大は企業業績にも波及する必要-CEO
Stacked containers sit among gantry cranes illuminated at night at Tanjong Pagar Container Terminal, operated by PSA International Pte, at the Port of Singapore in Singapore, on Thursday, Sept. 15, 2016. Singapore's non-oil exports - the most commonly-used gauge for trade performance – are estimated to fall 3.1 percent in August after they dropped 10.6 percent in July from a year earlier.
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

米中貿易戦争がもたらす結果は相場変動の最大の要因の1つになり得るが、シンガポール政府投資公社(GIC)は、ボラティリティーを利用してスピーディーな取引を行うことは期待していない。その代わり、こうした相場変動で株価が魅力的な水準になった場合、投資したいと考えている銘柄のリストを用意している。

  GICの林昭傑(リム・チョウ・キアト)最高経営責任者(CEO)は「われわれにはターゲットのリストがある」と述べたが、銘柄は明らかにしなかった。「市場がチャンスを提供したら、それに応じて行動する。われわれは短期的な取引は行わない」と語った。

  米国はGIC最大の投資市場であり、ポートフォリオの約3分の1を占める。GICはここ2-3年間は米国の持続的成長の見通しについて懸念してきたと、林CEOは18日にサンフランシスコで行われたインタビューで指摘。トランプ大統領の減税は景気拡大を促進しているが、それは企業業績にも波及する必要があると述べた。

  「長期的に重要なのは、米国企業が好調な利益の伸びを達成できるかどうか、インフレなどのマクロ変数が良好に推移し、米金融当局が低金利を維持できるかどうか、かなり長期間続いている景気サイクルが継続できるかどうかだ」と同CEOは説明。「これらの要因には多くの不確実性がある」と述べた。

原題:GIC Has ‘Target List’ of Stocks to Buy With Trade War Swings (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE