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債券は上昇、超長期ゾーンに先週末の反動買いー中期債堅調も支えに

更新日時

債券相場は上昇。日本銀行が先週末に超長期ゾーンの国債買い入れオペを減額したことで利回りに値ごろ感が出たため、投資家などからの買いが優勢となった。明日に2年債入札を控える中でも、中期債が良好な需給環境を背景に底堅く推移したことも相場全体を下支えした。

  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比3銭高の152円55銭。日中取引売買高は1兆3009億円と、中心限月ベースで昨年10月以来の低水準
  • 新発10年物354回債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.035%
  • 新発30年債利回りは一時0.575%、新発40年債利回りは0.61%まで低下。前週末は日銀オペ減額を受けて0.585%、0.62%と、ともに約1カ月ぶりの水準まで売られた

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 日銀が前週末に国債買い入れオペを減額したが、きょうは押し目買いがやや優勢だ。オペ減額は今月からの発行減に合わせた面も
  • 前週末の海外市場が休場で、きょうは利付国債入札も日銀買いオペもなく、10連休前とあって取引は低調のもよう
  • 海外情勢の変化次第でゴールデンウイーク明けに日本国債が売られる可能性もあるが、投資家の売り余力は限られるだろう
  • 中期ゾーンは海外勢の需要に支えられており、あすの2年債入札も無難に通過か

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.160%-0.035%0.385%0.575%0.615%
前週末比 ー-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.0bp-0.5bp
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