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フランスで6万人の警官動員、「黄色いベスト」運動デモに備え

  • 運動の主要なメンバーの一部は20日にデモを行う意向を表明
  • ノートルダム大聖堂再建への莫大な資金提供の申し出が新たな怒りに
A protester wearing a mask of French President Emmanuel Macron.

A protester wearing a mask of French President Emmanuel Macron.

Photographer: Zakaria Abdelkafi/AFP via Getty Images

A protester wearing a mask of French President Emmanuel Macron.

Photographer: Zakaria Abdelkafi/AFP via Getty Images

フランス政府は、マクロン政権に抗議する「黄色いベスト」運動が20日に見込まれるのに備え、仏全土で6万人の警官を動員する。今週はパリのノートルダム大聖堂で火災があったものの、運動は23週連続で土曜日に繰り広げられるもようだ。

  運動の主要なメンバーの一部は20日にデモを行う意向を表明している。ここ数週間、パリで最も過激な破壊活動を行ってきたとされる集団「ブラック・ブロック」の参加も見込まれるとカスタネール仏内相は指摘。同相は19日にパリで記者会見し、「過激な参加者の目的は明白で、3月16日のシャンゼリゼ通りでの大規模な破壊行動を再び起こすことだ」と述べた。

  パリの警察当局は、20日にシャンゼリゼ通りとノートルダム大聖堂近くでの抗議行動を容認しない構えだ。

  ノートルダム大聖堂の火災でフランスは当初、悲しみを共有したが、再建のための莫大(ばくだい)な資金提供の申し出が一部にとって新たな怒りの種となっている。資金がつぎ込まれて大聖堂が再建される一方で、毎月の生活費が捻出できない人や、路上生活者が存在すると抗議する。

原題:France Braces for Yellow Vest Protests With Thousands of Police(抜粋)

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