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米住宅着工件数:3月は予想外の減少-2017年以来の低水準

更新日時

3月の米住宅着工件数は市場予想に反して減少し、2017年5月以来の低水準となった。住宅ローン金利低下と堅調な賃金の伸びが住宅購入者を支えてはいるものの、住宅建設業者は慎重姿勢を崩していないことが示唆された。

キーポイント

  • 3月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算)は前月比0.3%減の113万9000戸
    • ブルームバーグがまとめた市場予想中央値は122万5000戸
    • 2月は114万2000戸(速報値116万2000戸)に下方修正された
  • 着工件数の先行指標となる住宅着工許可件数は1.7%減の127万戸
    • 市場予想は130万戸

インサイト

  • 今回の減少は、労働コストと建材費用が上昇する中、住宅開発業者が手頃な価格の物件を建てるのに引き続き苦慮していることを示す。ただ、住宅ローン金利が昨年に比べて低下している上に、米金融当局が政策金利を年内据え置く公算が大きいことを示唆しており、不動産には安定化の兆しもある
  • 北東部での大雪やミシシッピ、ミズーリ両河川沿いの大規模な洪水など、天候要因が統計に一定の影響を及ぼした可能性も

詳細

  • 一戸建て住宅の着工件数は0.4%減、建設許可件数は1.1%減
  • 変動の大きい集合住宅の着工件数は35万4000戸で前月から変わらず。建設許可件数は2.7%減

  
  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Housing Starts Fall in March to Weakest Pace Since 2017 (1)(抜粋)
U.S. March Housing Starts Fell to 1,139k Annualized; Est. 1,225k

(詳細を追加して更新します.)
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