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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

「ズーム」違いか、米社IPOで中国メーカーの株価急騰

  • ズーム・テクノロジーズは北京が本拠の携帯電話部品メーカー
  • 3月12日から7万%余り値上がり、2カ月前は1セント弱
Zoom Video Communications Inc. signage is reflected in the window of the television production studio during the company's initial public offering (IPO) at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S., on Thursday, April 18, 2019. Zoom reported net income of $7.6 million on revenue of $331 million for the year ended January, and is now worth nine times the $1 billion valuation it secured after a funding round two years ago.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ズーム株が急上昇。でも「ズーム」違いか。

  北京に本拠を置く携帯電話部品メーカー、ズーム・テクノロジーズ株はわずか2カ月前には1セント弱で取引されていたものの、3月12日からの上昇率が7万%余りに達している。上昇の材料は知るよしもないが、企業規模がずっと大きい米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの上場と混同というのが最もそれらしい1つの理由だ。

  店頭取引銘柄ズーム・テクノロジーズの出来高は3月中旬から増加。テレビ会議サービスのズーム・ビデオが新規株式公開(IPO)を申請した時期と重なる。ズーム・テクノロジーズ株は一時5.76ドルまで上昇し、時価総額は約1700万ドル(約19億円)に増加した。

ピンタレストやズーム・ビデオの株価が取引初日に急伸と、ブルームバーグのロメイン・ボスティック氏がリポート

Source: Bloomberg)

  一方、ズーム・ビデオの時価総額は取引初日となった18日に160億ドルを突破。取引開始からの30分間で出来高は1300万株余りに膨らんだ。株価は一時、IPO価格(36ドル)を83%上回った。

  こうした混同の可能性については当局者も懸念を示している。OTCマーケッツ・グループは18日、ズーム・テクノロジーズについて「買い手は注意せよ」と指示し、「無関係の事業体」と取り違える可能性に留意するよう市場関係者に促したと発表資料で説明した。ズーム・テクノロジーのティッカーは「ZOOM」、ズーム・ビデオは「ZM」。

Mistaken identity pushes OTC stock higher

ズーム・テクノロジーズの株価と出来高推移

Bloomberg

原題:Which Zoom? Buyer Beware as IPO Fuels Mistaken-Identity Trades(抜粋)

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