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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日銀が超長期国債買いオペ減額、予想外のタイミングで金利上昇

更新日時
The Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本銀行は19日、超長期ゾーンの国債買い入れオペを減らした。利回り水準がプラス圏にある超長期債に対する投資家需要の強さによる需給逼迫(ひっぱく)を緩和させる狙いがあるとみられている。もっとも、市場では予想外のタイミングだったとの指摘が出ており、国債利回りに上昇圧力が掛かっている。

Bank of Japan Watchers See Chance of More Stimulus Amid Shift at Fed And ECB

日本銀行

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  日銀は午前10時10分の金融調節で、残存期間10年超25年以下の買い入れ額を1600億円、25年超を400億円と通知した。前回オペからそれぞれ200億円、100億円の減額。超長期ゾーンでは2月12日に10年超25年以下が減らされて以来となる。

  SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「もっと金利が低下していた時には止めなかったので、意外なタイミングだった」と指摘。みずほ証券の上家秀裕債券ストラテジストも、「市場で予想されるタイミングでは市場が反応しない可能性があるので、サプライズなタイミングで減額することによってある程度のメッセージ性が出ており、40年ゾーンなどにも効果が出ている」と述べた。

  オペ通知を受けて、長期国債先物相場は反落。中心限月6月物は一時、前日比10銭安の152円44銭まで売られた。長期金利の指標とされる新発10年物国債利回りは朝方のマイナス0.04%からマイナス0.025%に上昇。新発20年債利回りは0.365%から0.395%を付けるなど、超長期債利回りも軒並み水準を切り上げている。

  一方、同時に通知された残存期間1年超3年以下の買い入れ額は3500億円、3年超5年以下は4000億円と、いずれも前回のオペと同額だった。

(第3段落を追加して更新します.)
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