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米貿易赤字が8カ月ぶり水準に縮小、民間航空機の輸出が急増

更新日時
  • 対中赤字が縮小、1-2月は輸出・輸入とも前年同期比で急減
  • 対メキシコの赤字は拡大、対欧州の赤字は縮小
Workers load a cargo pallet onto a cargo jet at Miami International Airport in Miami, Florida.
Workers load a cargo pallet onto a cargo jet at Miami International Airport in Miami, Florida.

Photographer: Mark Elias/Bloomberg

Workers load a cargo pallet onto a cargo jet at Miami International Airport in Miami, Florida.

Photographer: Mark Elias/Bloomberg

米商務省が発表した2月の米貿易赤字は市場予想に反して前月から縮小し、8カ月ぶりの低水準となった。民間航空機の輸出急増が背景。ただし、ボーイングの737MAXが運航停止となっていることから、この流れは制限される可能性がある。

キーポイント
  • 2月の財とサービスを合わせた貿易赤字は494億ドル
    • 前月511億ドル
    • 輸出1.1%増、輸入0.2%増
    • 市場予想中央値は534億ドル
  • 財の対中貿易赤字は301億ドルに縮小
U.S. trade shortfall unexpectedly narrowed to an eight-month low in February

  財の貿易赤字は720億ドルに縮小。サービスの貿易黒字は226億ドルに増加した。

  民間航空機の輸出は2月に前月比22億ドル(60.5%)増加し、輸出の伸びをけん引。乗用車や医薬品、原油などの輸出も増えた。一方、輸入は消費財が増加したものの、工業用資材や原材料は減少した。

  中国からの輸入は2月に前月比3.6%減、同国への輸出は21.6%増加した。春節(旧正月)休暇の時期が毎年異なることから、対中貿易の基調を年初に見極めるのは難しい可能性がある。

  2019年1-2月の財の対中赤字は前年同期から縮小した。ただし、輸入と輸出がいずれも急激しており、貿易戦争の影響を反映している可能性がある。

  大豆の輸出は前月比15.6%増の14億ドル。1月には4倍に増えていた。

詳細

  • メキシコに対する貿易赤字は拡大。対カナダでの貿易黒字は縮小。対欧州の赤字は縮小
  • 国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を除いた実質財収支の赤字は818億ドルで、前月の835億ドルから縮小
  • 統計の詳細は表をご覧下さい

原題:U.S. Trade Gap Narrows to Eight-Month Low on Plane Exports (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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