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長期・超長期債が下落、米金利上昇や円安・株高-日銀オペも弱め

更新日時

債券相場は長期債や超長期債を中心に下落。米国やドイツの長期金利が経済統計の改善などを背景に上昇した流れを引き継いで売りが先行した。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペが弱めの結果になったことに加えて、中国の経済統計を受けた日本株高や円安も売り圧力につながった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比13銭安の152円37銭で安値引け
  • 10年物354回債利回りは1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.015%と、新発債として3月7日以来の水準に上昇
  • 新発20年債利回りは0.40%、新発30年債利回りは0.57%と、ともに約1カ月ぶり高水準

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 超長期ゾーンでは、前日の20年債入札での強い結果を受けて第2非価格競争入札での発行が増えたため、市場に荷もたれ感が残っていることが影響か
  • 新発10年債や新発20年債は流通利回りが入札時より高くなっており、市場参加者がどれくらい我慢できるかがポイントに
  • 中国の1-3月期の国内総生産(GDP)統計は市場予想の範囲内ではあったが、同国経済の減速感の一服をあらためて印象付ける内容

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下、買い入れ額は前回と同じ4800億円
  • 応札倍率は2.44倍と前回より低下したが、落札利回りは市場実勢より高い水準に
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.150%-0.140%-0.015%0.395%0.570%0.595%
前日比+0.5bp+1.0bp+1.0bp+2.0bp+3.0bp+4.0bp
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