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OECD、中国の19年成長率見通し6.2%に下げ-債務や住宅にリスク

  • 昨年公表した見通しでは19年は6.3%成長と見込んでいた
  • 20年のGDP成長率は6%と予測-対中経済審査報告書

経済協力開発機構(OECD)は16日、中国の経済審査報告書を公表し、2019年の国内総生産(GDP)成長率を6.2%、20年の成長率を6%と予測した。昨年公表した見通しでは19年を6.3%成長と見込んでいた。

  中国は大規模な企業デフォルトや住宅価格の落ち込み、地政学的緊張の高まりなど「下方」リスクに直面しているとOECDは指摘。貿易摩擦がさらに激化すれば、輸出や全体の成長率に影響し、人民元安圧力を引き起こす公算が大きいと分析した。追加の刺激策を講じれば短期的には景気を後押しするが、その後で不均衡は大きくなるとした。

  財政刺激策の一環として国有企業や地方政府に資金を回すことは避け、債務の上限と歳入を結び付けるとともに、人民元レートの柔軟性をさらに高め、金融政策の枠組みは中期のインフレを目標とするものへと動かすべきだと提言した。

  内外需の減速に伴い、中国の今年の輸出は4.5%増、輸入は6%増にそれぞれ鈍化する見通し。

原題:OECD Cuts China 2019 GDP Outlook Amid Risks From Debt, Housing(抜粋)

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