コンテンツにスキップする
Photographer: Nadirah Zakariya/Bloomberg

ゴールドマンとシティ、予想より良い数字でも投資家は満足せず

  • シティでは消費者向け事業、ゴールドマンはトレーディングが不調
  • シティでは債券トレーディング、ゴールドマンは投資銀行業務が好調
The Petronas Twin Towers, left and center, stand next to the Menara Maxis building, center right, which houses the country office of Goldman Sachs (Malaysia) Sdn., in Kuala Lumpur, Malaysia, on Tuesday, Dec. 18, 2018. Malaysia is demanding Goldman Sachs Group Inc. bear the brunt of the 1MDB scandal, opening up another legal front for the Wall Street firm over its role raising money for the investment fund.
Photographer: Nadirah Zakariya/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループシティグループが15日発表した決算はいずれも市場予想より良い数字だった。両行の経営陣はそれにもかかわらず、業績の足を引っ張る部門の再編を進めると投資家に約束することに追われた。

  シティでは消費者向け部門で成長が失速し、デジタル銀行に成果が表れ始めていると幹部らは説明。ゴールドマンはトレーディング収入がこれまで決算を発表した銀行の中で最も落ち込み、必要資本の少ない電子取引の比重を増やす取り組みを強調した。

  税負担の軽減に加え、シティでは債券トレーディング、ゴールドマンでは投資銀行業務の予想外の増収のおかげで利益が予想を上回った。しかし、過去1年で注目を浴びたビジネスへの懸念を和らげるためには、ほとんど役立たなかった。  

ゴールドマン、株式トレーディング低迷-投資銀の手持ち案件減少

シティ:1-3月は債券トレーディングが増収-業界に逆行

  電話会議で戦略見直しについて尋ねられたゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、アナリストらが「より多くをより速く望んでいる事実は理解している」としながらも、「可能な限り最高の方法でそれができるよう確実を期すつもりだ」と釈明した。

  ゴールドマン株は3.8%安で15日の取引を終えた。下落率は年初来で最も大きい。シティの方が投資家を落ち着かせること成功したようだ。株価は日中一時1.7%下げたが戻し、0.1%未満安で終了した。

原題:Citigroup, Goldman Defend Strategies as Results Spur Doubts (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE