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日本株小反落へ、米決算失望や半導体株安で金融や電機安い

更新日時
  • NY原油0.8%安、ゴールドマン決算は株式トレーディング収益減少
  • ドコモの新料金プラン、値下げ影響は想定より小さい印象と野村証

16日の東京株式市場ではTOPIXが小反落。内外企業決算の内容を確認したいとして様子見ムードが強い中、原油など商品市況安を受けて商社や鉱業など資源関連が安く、米企業決算への失望から銀行も下げた。競争激化への懸念が和らいだ通信は上昇し、ソニーがけん引した電機も高い。

  • TOPIXの終値は前日比1.47ポイント(0.1%)安の1626.46
  • 日経平均株価は同52円55銭(0.2%)高の2万2221円66銭-4日続伸
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証内

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  15日のニューヨーク原油先物は0.8%下落。ゴールドマン・サックス・グループの1-3月(第1四半期)決算は株式トレーディング収入が予想以上に減少し、15日の株価は3.8%安。

  SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「米金融決算を見ると、同じ業種でも明暗が分かれている。バンク・オブ・アメリカなど今週発表される他の金融決算も一喜一憂だろう」との見方を示した。その上で「世界景気が完全に底打ちしておらず、現在は業績相場に移りかけたところでもう一度金融相場という状況だ」と述べた。

  株価指数は4カ月ぶり高値圏で戻り売りが出やすい中でも底堅く推移した。「市場では厳しい経済状況を織り込み、それほど深押ししないで回復するとの期待感がある。基本はリスクオン」とSMBC日興の松野氏はみる。相場の方向感が出にくかったことは、ここまでの戻りを主導してきた東証業種別指数で時価総額が最大の電機指数がプラス圏とマイナス圏を往来したことにも表れていた。

見方が分かれるシクリカル関連株の行方についてはこちらをご覧ください

4カ月ぶり高値圏で上げ一服

  値下がり銘柄が多い中、指数を下支えしたのは通信株。NTTドコモは15日、端末代金を分離し最大4割程度の値下げを盛り込んだ新料金プランを発表。野村証券では値下げによる業界影響は想定よりも小さい印象と分析し、大手通信株はそろって大幅高。電機ではジェフリーズ証券が投資判断を引き上げたソニーが1カ月ぶりの高値。

  • 東証33業種ではパルプ・紙や鉱業、陸運、卸売、精密機器が下落率上位
  • 情報・通信や電機は上昇
  • 東証1部値上がり銘柄数は698、値下がりは1346
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