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ゴールドマン株が下落、マスターズでのウッズ復活劇に及ばずとの声

米銀大手の株価が15日の米市場で下落した。ゴールドマン・サックス・グループとシティグループが発表した1-3月(第1四半期)決算は1株利益と債券トレーディング収入の増加を示したが、見通しを重視した投資家には物足りなかったもようだ。

  ゴールドマンの株価は前週末比で3.8%安と、昨年12月以来の大幅下落。投資銀行業務の受注残が2018年末時点と比べ減少したとの会社見解に反応した。ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、年初の業績は「控えめ」だったとの見方を示した。

Key Speakers At The 2018 Milken Conference

ゴールドマンのソロモンCEO

Patrick T. Fallon/Bloomberg

  エバコアISIのグレン・ショア氏はリポートで、ゴールドマンの決算は「復調の兆候を多少」示しているが、タイガー・ウッズのマスターズ優勝のような復活劇ではなかったと指摘した。

  シティグループ株は不安定な値動き。マーク・メーソン最高財務責任者(CFO)は電話会議で、最低20億ドル(約2200億円)の純金利収入増を見込むと述べた。競合のJPモルガン・チェースも、純金利収入が今年増えると見通している。

  シティグループの決算は市場予想を上回ったが、その「原動力は引当金と税率」で、「質は低いと見なされる」だろうと、KBWのブライアン・クラインハンツル氏はリポートで指摘した。シティグループ株は0.1%安で15日の取引を終えた。

  このほか、週内に決算発表を控えるバンク・オブ・アメリカ(BofA)とモルガン・スタンレーも株価が下落した。

原題:Goldman, Citigroup Slide With ‘No Tiger at Augusta’ Comeback(抜粋)

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