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孫社長の含み益1兆円増える、ソフトバンクGの自社株買い発表以降

  • 株価は19年ぶり高値、ビジョンファンド投資先のウーバーもIPOへ
  • 「私も株主、安過ぎるぞと思っている」と孫社長は2月の会見で発言

ソフトバンクグループの孫正義社長が保有する株式の含み益が過去2カ月余りで1兆円増えた。2月に過去最大の自社株買いを発表して以降、同社の株価が上昇基調にあるためだ。

  孫社長が保有(2億8110万株、25.5%)するソフトバンクG株の価値は、15日時点で約3兆4000億円。6000億円の自社株買いと消却を発表した2月6日時点では約2兆3800億円だった。

  ブルームバーグのビリオネア指数を見ると、アジアではファーストリテイリングの柳井正社長に次いで資産を持つ日本人経営者となっている。

  株価は15日の取引で一時前週末比5.3%高の1万2085円と大幅に続伸。取引時間中としてはITバブルだった2000年3月以来、19年ぶりの高値を付けた。この2カ月ほどで4割以上上げた。

Key Speakers at Milken Institute Japan Symposium

2カ月余りで1兆円の個人資産を増やしたソフトバンクグループの孫社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  孫社長は2月6日の決算会見で、ソフトバンクG株の水準について「私も株主。その私はこれ安過ぎるぞと思っている。どういう行動に出るかというと、自社株買いをする」と述べた。

  昨年12月には国内通信子会社のソフトバンクのIPOを実施し、個人投資家を中心に約2兆円を調達、一部を親会社の自社株買いに充てた。11日にはソフトバンクGが16.3%を保有する筆頭株主の米配車サービス、ウーバー・テクノロジーズが新規株式公開(IPO)を申請した。5月に上場し、IPO規模は米国で今年最大となる見込みで、先行投資が生んだ利益が顕在化してきている。

孫社長が保有するソフトバンクG株の価値推移
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