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世界の財務相・中銀、成長支援で「迅速に行動」する用意-IMFC

  • IMFの国際通貨金融委員会(IMFC)がコミュニケを発表
  • 貿易を巡る緊張や政策の不確実性、地政学的リスクを指摘

世界経済が貿易摩擦などの下振れリスクに直面しており、世界中の財務相と中央銀行は成長を支えるため「迅速に行動する」用意があるとの声明を国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)が13日発表した。 

IMF World Economic Outlook Press Briefing

IMF春季会合でのラガルド専務理事(4月11日)

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  IMFCのコミュニケは、2020年に成長が強含むと見込まれている一方で、「リスクは依然として下方に偏っている」と指摘。「貿易の緊張や政策の不確実性、地政学的リスク、および、限られた政策余地や歴史的に高い水準にある債務、金融の脆弱(ぜいじゃく)性の高まりを背景とした金融環境の突然かつ急激な引き締まり」をリスクとして挙げた。

  「世界経済の拡大を保持するため、われわれは引き続きすべての人々の利益となるようリスクを緩和し強靱(きょうじん)性を高め、必要に応じて成長を補強するために迅速に行動する」と表明。

  各国に対し貿易摩擦の解消を促すとともに、「自由で公正で互恵的な物品・サービス貿易および投資は、経済成長および雇用創出の主要な原動力」だと訴えた。189カ国が加盟するIMFで、IMFCは国際通貨・金融システムの問題で助言・勧告を行っている。

原題:Global Finance Chiefs Prepared to ‘Act Promptly’ on Growth (1)(抜粋)

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