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スズキ:800億円の特別損失計上へ、第4四半期に-リコール実施で

  • 新たにブレーキ検査での計測値の改ざんや、無資格検査員による事例
  • 再発防止策として今後5年間で1700億円規模を投資へ

スズキは12日、四輪車や二輪車の検査が不正に行われていたことを踏まえてリコールを実施することから、2019年1-3月期に約800億円の特別損失を計上する予定だと発表した。同社は前期の純利益を2200億円と予想しているが、修正が必要になった場合には速やかに開示するとしている。

  スズキは同日、不正な検査に関する調査報告書を国土交通省に提出。この報告書によると、昨年発覚した燃費・排出ガスの測定データの改ざんに加え、新たにブレーキの検査でも計測値を改ざんしたり、不合格とすべきものを合格としたりするなどの行為があったことが明らかになった。正式の検査員資格の補助者が単独で完成検査を行っていたことも発覚した。

  一連の不正な行為は1981年6月から19年1月頃まで行われていたという。こういった事例に該当する車両で新車登録から3年後に行われる初回の車検を受けていないものについては、今後リコールを行う計画。再発防止策として、品質や安全を向上させるため今後5年間で1700億円規模の投資を実施する方針も示した。

  共同通信によると、スズキの鈴木俊宏社長は都内で会見し、不正によるリコールの規模は200万台になることを明らかにした。

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