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きょうの国内市況(4月12日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXが小幅続落、業績懸念と原油安ー精密機器や石油安い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅に下落し、3カ月半ぶりに5日続落。前日発表の安川電機やローソンの決算を受けて企業業績に対する懸念が広がった。精密機器や小売が売られ、ニューヨーク原油先物の下落から鉱業など石油関連も安い。半面、為替市場が円安に振れて自動車など輸出株の一角や情報・通信は買われた。

  • TOPIXの終値は前日比1.12ポイント(0.1%)安の1605.40、5日続落は2018年12月25日以来の長さ
  • 日経平均株価は同159円18銭(0.7%)高の2万1870円56銭と続伸、年初来高値を更新

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は、「世界の景気減速がコンセンサスの中、金融政策のハト派的な姿勢での株式上昇はいったん終わった」とし、前日の米国経済指標は良かったものの、「最近は弱い指標もあり、株式上昇に確信が持てない状況では買いにも売りにも動けない」と話していた。

  • 東証1部33業種では石油・石炭製品、鉱業が下落率1、2位、医薬品、建設、精密機器、化学、小売も上位
  • ソフトバンクグループは株式分割を考慮した終値ベースで2000年3月以来の高値を付け、情報・通信が高く、その他製品、輸送用機器、保険、証券・商品先物取引、銀行など金融株も上昇
  • 日経225オプション4月限の特別清算値(SQ)は2万1870円84銭

●債券は下落、米債安・株高・円安が逆風に-日銀オペ減額見送り

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  債券相場は下落。米経済指標で労働市場の力強さと予想を上回る物価上昇が示されたのを受けて米長期金利が上昇した流れを引き継いだ。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペで減額を見送ったのを受けて下げ渋る場面もあったが、高値警戒感や株高・円安を背景に長期ゾーンを中心に売りが優勢だった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比9銭安の152円84銭
  • 新発10年物354回債利回りは1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.055%
  • 新発30年物62回債利回りは一時横ばいの0.51%、新発40年物11回債は0.52%と前日に付けた2016年10月以来の低水準に並ぶ

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 国債買い入れオペの結果は残存期間3年超5年以下がしっかり目だった一方、超長期ゾーンは前場の市場実勢に比べてやや甘め
  • 日銀はきょうオペを減額できない理由はなかったはずなのに据え置いたのだから、今月中は動かず、利回り曲線にはフラット(平たん)化圧力がかかるだろう
  • 中国が週末に公表するとみられる経済指標は同国経済が下げ止まってきたかを見極める上で重要だ

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、10年超25年以下と25年超。買い入れ額は各ゾーンとも前回オペと同じ
  • 応札倍率は3年超5年以下が1倍台に低下した一方、残りの3ゾーンは前回より上昇

  
●ドル・円が1カ月ぶり高値、ユーロ・円の買いや日本株高で111円後半

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が約1カ月ぶり高値を付けた。堅調な米経済指標や米金利上昇を背景に上昇した海外市場の流れを引き継いで始まり、ユーロ・円の買いや日経平均株価の上昇を受けて値を切り上げた。

  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.2%高の1ドル=111円83銭で、一時111円86銭と3月15日以来の水準まで上昇
  • ユーロ・円は0.4%高の1ユーロ=126円19銭。125円台後半から仲値公示にかけて急伸し、一時126円27銭と3月21日以来の高値を記録。ユーロ・ドルも一時0.4%高の1ユーロ=1.1295ドルと同26日以来の水準まで上昇

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 日本株もしっかりしており、ドル・円は上を目指す展開
  • ユーロの上昇は仲値の時間でもあったので、ユーロ・円に買いが入ったのではないか。ユーロ・円が126円に乗せたところでストップの買いなどもあり、それに引っ張られる形でドル・円も上を試した感じ
  • 米金利の低下が落ち着いてきたことでドル・円は上を目指せる環境。米決算発表などで米株が上昇してくるとドル・円も112円、場合によっては同水準を超えることも十分あるだろう

  

  

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