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米大統領:北朝鮮と経済的取引の時期でない-3度目会談あり得る

更新日時
  • 現在重要なのは小さな取引でなく非核化という大きな取引だと大統領
  • 米朝首脳会談の物別れ後、溝が埋まっていないことを示す

トランプ米大統領は11日、北朝鮮との信頼関係を構築するための南北間の共同事業再開の呼び掛けを拒否した。非核化協議再開を目指す韓国の文在寅大統領にとっては打撃となった。

  トランプ大統領はホワイトハウスで行われた韓国の文在寅大統領との会談で、現在は開城工業団地など南北共同プロジェクトの再開には「適切な時期」ではないと述べた。ただ、交渉の継続を可能にする他の漸進的な措置の可能性は残した。

  トランプ大統領は記者団に対し、「取引の内容を見る必要があるだろう」とし、「起こり得るさまざまな比較的小さい取引がある。事は起こり得る。段階的に一つずつやり遂げることができるが、現在重要なのは大きな取引だ。大きな取引とは、核兵器を廃棄しなければならないということだ」と語った。

  この発言は、今年2月に物別れに終わったベトナムでの首脳会談以降、米朝間の溝が埋まっていないことを示唆する。米朝の接近に政治生命を賭けてきた文大統領は非核化協議を再び軌道に乗せるために今回訪米した。

  トランプ大統領は「対話の扉は依然として開いている」とした上で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との3度目の会談は「あり得る」と発言した。韓国高官によると、トランプ大統領は文大統領に対し、金委員長と接触してどのような立場なのか判断してほしいと要請したという。

  文大統領はトランプ大統領との会談後、フェイスブックへの投稿で、「私は今回の首脳会談自体が米朝対話の勢いを維持する大きな助けになるとみている」と説明した。

原題:Trump’s Pursuit of ‘Big Deal’ With Kim Dents Calls for Quick Fix(抜粋)

(トランプ大統領の発言などを追加して更新します.)
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