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ECB当局者、ドイツ銀・コメルツ銀合併の合理性を疑問視

  • ドイツ銀とコメルツ銀はまだ計画をECBに提出していない
  • 合併後に問題に生じた場合、ECBへの信頼が損なわれるリスク

ドイツ銀行コメルツ銀行の合併が両行の安全性を高めるかどうかについて、欧州の監督当局はかなり懐疑的になっていると、事情を知る関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、欧州中央銀行(ECB)のの銀行監督委員会の複数のメンバーは最近の会合で、両行合併の合理性に疑義を呈した。当局者らは、ECBが合併を承認した後に合併後の銀行が問題に直面すればECBの信頼性が大きな打撃を被ると懸念しているという。

ECB President Draghi And Financial Leaders At European Banking Congress

左から、コメルツ銀CEO,ドイツ銀CEO、ドラギECB総裁

写真家:Alex Kraus / Bloomberg

  ドイツ銀のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)とコメルツ銀のマルティン・ツィールケCEOは先月、合併を巡る正式競技を開始した。関係者によれば、両行は監督当局と連絡を取っているものの、正式な計画をECBに提出してはいない。銀行内からも政界からも、合併への反対の声は増している。

  増資が必要になるかどうかは合併の構造次第だと関係者の1人が述べている。しかし別の当局者は、増資をしたとしても、業務的に合併の利点があると確信しなければ当局者らは考えを変えないと指摘した。

  ECB当局者らと両行はコメントを控えた。

What Bloomberg Opinion Says

“Though cutting costs and overlaps at home could eventually improve profitability, a deal would do little to address the structural problems in Germany’s consumer market. It would also add risk and complexity to the two firms’ ongoing reorganizations – and wouldn’t necessarily fix Deutsche Bank’s securities trading business.”





--Elisa Martinuzzi, columnist




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原題:ECB Officials Are Said to Question Logic of Deutsche Bank Deal(抜粋)

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