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NZ中銀の次の金利決定は難しい、状況複雑-オア総裁

更新日時
  • 5月の利下げが正当化されるかまだ明確でない
  • 次回MPCで金利を動かす確率は30%-スワップデータ

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁は11日、来月の金融政策委員会(MPC)で利下げが正当化されるかまだ明確でないと述べた。同総裁は先月、予想に反して緩和バイアスに軸足を移した。

  「本当に複雑な状況で、実に難しい」と同総裁はウェリントンでブルームバーグのインタビューに答えた。NZ中銀が5月にも行動する可能性があるとの観測について、「私はまだ分からない」と語った上で、今後の経済指標を引き続き検討すると付け加えた。

RBNZ's Orr Says Mixed Picture Makes Next Rate Decision Difficult

オア総裁

写真家:Birgit Krippner / Bloomberg

  オア総裁が3月に今後の政策金利変更は引き下げ方向の可能性の方が高いとの見解を示したことから、投資家は8月までの利下げを織り込み始めた。スワップデータによると、5月8日の次回MPCで金利を動かす確率は30%。

  同総裁は「全てが一方向に並んでいれば、はるかに容易だ」と述べた上で、記録的高水準にある交易条件や生産能力の制約がある一方で、インフレ率が目標を下回り、世界経済の成長も鈍化しつつあり、「ウエートを正しく置くようにしている」と説明した。

  NZ中銀の新しいMPCが来月の金融政策を決める。MPCは中銀内部のメンバー4人と外部の専門家3人から成る。

  オア総裁によれば、同中銀は引き続きデータに基づき行動し、今後数週間に発表される国内外の統計を注視していく。

原題:RBNZ’s Orr Says Mixed Picture Makes Next Rate Decision Hard (1)(抜粋)

(発言内容を追加して更新します.)
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