コンテンツにスキップする

ソフトバンクG、1-3月のM&A首位に-投資額は前年比で倍増

  • 米中印企業など16社に104億ドル、ウィーワークや「瓜子」
  • 5G見据え「M&A市場で強い存在感発揮するだろう」と専門家

ソフトバンクグループが2019年1ー3月の日本関連の合併・買収(M&A)ランキングで首位となった。同社は人工知能(AI)関連の有望企業に出資する「群戦略」を進めており、投資総額は前年同期比で倍増した。

  ブルームバーグの集計によれば、ソフトバンクGは同四半期に米国、中国、インド、スウェーデンなどの16社に総額104億ドル(1.1兆円)の投資を実施、2位だった前年の46億ドル(11件)と比べ2.5倍となった。

  ソフトバンクGはAI関連企業に対する投資を積極的に行っており、資金調達や人材の獲得によりさらなる投資に取り組んでいる。同四半期には米国のシェアオフィス運営会社であるウィーワークや中国の中古車取引サイト「瓜子」を運営する企業に出資した。

relates to ソフトバンクG、1-3月のM&A首位に-投資額は前年比で倍増

ソフトバンクグループが出資したシェアオフィス運営の米ウィーワーク

Bloomberg

  M&A助言会社のカチタスの平井宏治社長は、ソフトバンクGは今後「次世代通信規格の5Gネットワークを見据え、全てのハイテク関連企業への投資を拡大していくとみられ、M&A市場でより強い存在感を発揮するだろう」と述べた。

  ブルームバーグのデータによると、同四半期のM&Aランキングでは三井物産が2位となり、住友商事伊藤忠商事が続いた。ソフトバンクGのファイナンシャルアドバイザーにはバークレイズやラザードなどがついた。

  ソフトバンクGは投資事業を拡大するため、ゴールドマン・サックス・グループなどから新たに10人を採用する計画だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE