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米銀、金融政策からの業績追い風は1-3月期が最後か-12日から決算

  • 純金利収入は1-3月期がピークの可能性、政策金利据え置きで
  • JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴが12日に決算発表

米銀にとって、1-3月(第1四半期)は今年最高の四半期かもしれない。米利上げ開始から3年以上がたち9回の利上げを経た同四半期は、銀行の業績が金融政策から恩恵を受ける最後になりそうだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が、穏やかなインフレの中で「当面」金利据え置きが可能と述べているからだ。

  銀行にとっては、純金利収入の伸びが止まることを意味する。純金利収入は最近の数四半期における収入全体の推進役だった。JPモルガン・チェースでは昨年10-12月(第4四半期)に、純金利収入が10%増の144億ドル(約1兆6000億円)に達した。しかし今年1-3月については同行はほぼ変わらずの見通しを示している。

Peaking Interest

Combined net interest income at the four biggest U.S. consumer banks

Source: Company filings

Note: 2019 figure represents analysts' estimates

  ポータレス・パートナーズのアナリスト、 チャールズ・ピーボディ氏はインタビューで、「前年同期比の勢いとして第1四半期がピークだと思う」とし、「利上げから恩恵を受ける最後の四半期になる」と述べた。

  JPモルガンとウェルズ・ファーゴは12日に第1四半期の決算を発表する。投資家は大手米銀が金融政策から受けた恩恵を垣間見ることができる。他の大手米銀も来週決算を発表する。アナリストらはトレーディング収入の減少を予想、投資銀行業務の業績も軟調と見込まれる中で、金利上昇による最後の恩恵がこれらの不調を補えるかに注目が集まる。

Trading Fatigue

First-quarter trading revenue at the five biggest U.S. banks probably dropped

Source: Company filings

Note: 2019 figure is an estimate by RBC Capital Markets

原題:Banks’ Last Hurrah From Fed Likely Means 2019 Has Already Peaked(抜粋)

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