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【NY外為】円の上昇目立つ-ビッグウェンズデー前に全般小動き

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9日のニューヨーク外国為替市場では、薄商いの中でドルはほぼ変わらず、円は上昇した。翌日に重要イベントが数多く控えることから、トレーダーがそれに備える動きを取った。10日には米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、欧州中央銀行(ECB)の政策決定、英離脱問題を話し合う欧州連合(EU)首脳会議が開かれる。 

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、一時0.2%下げていた
    • これら10通貨の大半のペアは0.1%以内の狭い範囲の取引だった
    • 米国債は広範に上昇。10年債利回りは低下し、一時2.49%を割り込んだ
    • 米国の2月の求人件数は708万7000件(市場予想755万件)。前月比で53万8000件減と、過去3年余りで最大の減少
  • 円の上昇が主要10通貨の中で目立った
    • 国際通貨基金(IMF)が最新の世界経済見通し(WEO)で、2019年の世界成長率見通しを3.3%と、金融危機以降の最低水準に下方修正した。1月時点の予測は3.5%
  • ニューヨーク時間午後4時57分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下
  • ドルは円に対して0.3%安の1ドル=111円15銭。一時は110円台まで下げた
  • ユーロは対ドルで変わらずの1ユーロ=1.1263ドル
    • イタリアは経済成長見通しを引き下げるとともに、財政赤字予想を引き上げた。同国のポピュリスト政権と欧州委員会との間で新たな対立が起こる可能性がある
  • ポンドは対ドルで0.1%安の1ポンド=1.3052ドル

欧州時間の取引

  ユーロが上昇。ECBの金融政策会合を翌日に控え、ショートポジションの巻き戻しが勢いを。トランプ米政権はEUの航空機補助金により米国が打撃を被っているとして、EUの一部製品への追加関税賦課を検討する方針を示した。

原題:Trading Ranges Tighten Before Risk-Heavy Wednesday: Inside G-10(抜粋)
Euro Edges Up Even as Short-Squeeze Loses Traction: Inside G-10

(相場を最新にし、欧州時間の取引や材料を追加して更新します.)
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