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EU、年末までの離脱延期を英国に提案する公算大きい-EU当局者

欧州連合(EU)は英国に対し、早くても2019年末までの離脱延期を提案する公算が大きい。EU当局者らが明らかにした。延長期間中の英国の行動次第という条件が付くという。

  英与党保守党の内紛にEUが振り回されるのを避けるには、離脱の長期延期はやむを得ないとEU首脳の多くは考えている。ルクセンブルクで9日に開かれたEU首脳らの会合後に、EU当局者3人が匿名を条件に述べた。

  当局者らによると、離脱を年末まで延期し英国に時間を与えることが、英議会の離脱強硬派に対して離脱協定を承認するよう圧力をかける最善の方法だとEU首脳らは考えている。

  EU側は英国に提案する離脱期限の日付を最終的に決めてはいないが、12月31日が最も有望だと当局者らは述べた。最終決定は10日にブリュッセルで開く首脳会議で下される。19年末という日付に難色を示す国もあるが、延長期間中に英国がEUの意思決定に関与する権限を厳密に制限する限り、断固反対する国はないと当局者らは述べた。

  フランスは英国に「誠実な協力」という厳しい条件を求めるグループを引き続き率いており、英国の行動と年末までに離脱が実現する可能性について双方が10月に検証することを提案したと、関係者が述べた。

  延長期間中に英国がEUの活動を妨げないことをどのように約束するか、メイ英首相が10日の首脳会議が始まる前に説明するようEU側は望んでいる。

原題:U.K. Heading for Brexit Delay to End of Year, EU Officials Say(抜粋)

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