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長期金利は1週間ぶり低水準、世界経済減速と米欧貿易摩擦の懸念で

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は1週間ぶりの水準に低下した。世界経済の成長減速や米欧間の貿易摩擦の再燃が懸念され、リスク回避の株安・債券高となった米国市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢だった。

  • 新発10年物354回債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.06%と、3日以来の水準
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比7銭高の152円95銭。午前に一時152円99銭まで上昇し、午後は上げ幅をやや縮めた
  • 新発20年物167回債利回りは一時0.345%、新発40年物11回債利回りは0.545%と、いずれも1週間ぶりの低水準

市場関係者の見方

みずほ証券の上家秀裕債券ストラテジスト
  • IMF(国際通貨基金)の成長率見通しの下方修正がこのタイミングで出てきて、米欧の貿易問題も市場のセンチメントを悪化させ、リスクオフ気味な展開
  • 40年債を中心に超長期ゾーンも堅調で、明日の残存15.5-39年の流動性供給入札に対する警戒感もあまり感じられない
  • 英国のEU(欧州連合)離脱問題が尾を引く中、市場は悪材料に反応しやすく、EU首脳会議も控えて積極的に取引しづらい面もある

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下、買い入れ額は前回と同額4800億円
  • 応札倍率は前回2.22倍を上回る3.09倍、平均落札利回り格差はマイナス0.011%
  • みずほ証の上家氏:
    • 応札倍率は上昇したが前回が低かった上、落札利回りの水準を見ても無難な結果
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.175%-0.060%0.350%0.525%0.545%
前日比-0.5bp-0.5bp-1.0bp-0.5bp-1.0bp-1.5bp
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