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ボラティリティーと流動性の負の相関が市場荒らした-JPモルガン

  • ボラティリティー上昇で市場の深みが急激に失われ価格変動が増幅
  • ボラティリティーは市場を動かす要因として重要性を増している

JPモルガン・チェースのマクロクオンツおよびデリバティブ調査責任者マルコ・コラノビッチ氏は「ボラティリティーと流動性の負の相関」が市場の混乱の理由だと言う。

  同氏によると、ボラティリティーと流動性の負の相関は時間の経過とともに強くなってきている。同氏によれば、ボラティリティーが上昇すると、市場の深みが急激に失われ、価格変動が増幅される。

  コラノビッチ氏は先週のリポートで、「2018年第4四半期の一斉売りとその後の上昇がこれほど激しかったのはなぜか」と問い掛け、「答えは市場の流動性だ」と記した。

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  ボラティリティーは最近数年、市場を動かす要因として重要性を増している。リスクをヘッジしたりさまざまな資産へのエクスポージャーを高めるために設計された商品が増えているためだ。これが、18年2月のようなボラティリティー急上昇に対して市場を脆弱(ぜいじゃく)にする。

  コラノビッチ氏によると、ボラティリティーが高いときには、シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)が市場の流動性を左右する圧倒的に大きな要因になる。つまり、「流動性は市場のボラティリティーによって大きく左右される」という。

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原題:JPMorgan Sees ‘Violent’ Markets on Volatility-Liquidity Loop (2)(抜粋)

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