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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

TOPIXが小幅続落、米中協議と英のEU離脱への警戒ー内需安い

更新日時
  • メイ首相は再国民投票で下院採決検討と英紙が報道
  • 国内勢中心に期初の益出し続く、内需関連売りー丸三証
A pedestrian takes a photograph of an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Friday, March 1, 2019. Japanese shares advanced as the latest batch of U.S. data suggested the world’s largest economy is still on a solid growth track and as the yen continued to weaken against the dollar.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

9日の東京株式市場ではTOPIXが小幅続落。米中通商協議や英国の欧州連合(EU)離脱問題への警戒から様子見ムードとなる中、不動産や小売、電力など内需・ディフェンシブ関連が安い。ソニーなど電機株が買われて日経平均株価は上昇。

  • TOPIXの終値は前日比1.38ポイント(0.1%)安の1618.76
  • 日経平均株価は同40円94銭(0.2%)高の2万1802円59銭
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証内

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  10日のEU臨時首脳会議を前に、メイ英首相はEU離脱問題で2回目の国民投票の実施を下院に採決する機会を与えることを検討していると英紙デーリー・テレグラフが報道した。
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  SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「引き続き米中通商協議の結果待ち。英国のEU離脱問題への警戒もあり前日同様に様子見ムードが強い」と話していた。
  
  日経平均は前日に2万1900円近辺に位置する200日移動平均線に頭を押さえられた形で下落し、この日も同線より下方で推移した。丸三証券の服部誠常務執行役員は「価格帯別累積売買代金では2万1750-2万2500円が厚い」ことを挙げ、上値が重いと指摘した。同氏はまた「国内勢を中心に期初の益出しが続いている」とし、前月まで好調だった内需関連が売られているとした。

9日は小幅に続落

  業種別では今期営業利益計画が市場予想を下回ったニトリホールディングスや高島屋といった小売が安く、電気・ガスや不動産、陸運、建設も下落率上位。一方、米ヘッジファンドの株式買い増しが報じられたソニーのほか、ファナックやNECなど電機が買われ、海外原油高から石油・石炭製品と鉱業も高い。服部氏は「中国の製造業購買担当者指数(PMI)の回復などから景気敏感株に買い戻しの動きが出ている」と話した。

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