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【米国株・国債・商品】主要株価指数が上昇、米指標と大統領発言受け

  • 3月の米雇用統計、雇用者数が予想以上の増加-時給の伸びは鈍化
  • 原油は週ベースで、約1年半で最長の連続高-需給見通しが好転

5日の米株式相場は上昇。インフレの兆候がほとんどない中での雇用増が3月の米雇用統計で確認された。米金融当局は利下げすべきだとのトランプ米大統領の発言も材料視された。米国債のイールドカーブはフラット化した。

  • 米国株はS&P500種が7日続伸、3月の雇用統計受け
  • 米国債は長期物が上昇、10年債利回り2.50%
  • NY原油は反発、ここ約1年半で最長の5週連続高
  • NY金は小幅高、1オンス=1295.60ドルで終了

  3月の非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を上回り、2月の雇用者数も速報値から上方修正された。日興アセットマネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ジョン・ベイル氏は、「全体像を見ると、非常に堅調な雇用市場は経済にとって良い兆候だが、低インフレもまた金融市場には魅力的だ」とコメント。「ゴルディロックス(適温相場)の様相だ」と語った。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2892.74。ダウ工業株30種平均は40.36ドル(0.2%)上げて26424.99ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時27分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.50%。

  S&P500種は7営業日続伸と2017年以来で最長の連続高となり、昨年9月に付けた過去最高値に迫った。主要3株価指数はいずれも6カ月ぶり高値で終えた。

  米国債は米雇用統計発表後に下げを埋めた。同統計は非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回った一方、平均時給の伸び率は低下するなど、まちまちな内容だった。短期物はふるわず、2年債と10年債の利回り差が縮小した。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は98セント(1.6%)高の1バレル=63.08ドルで終了。週間ベースでは4.9%高で5週続伸となり、ここ約1年半で最長の連続高を記録した。世界的な供給の減少と良好な米経済指標を受け、需要見通しが好転した。ロンドンICEの6月限は94セント高の70.34ドルで終えた。

  ハイダル・キャピタル・マネジメントのサイド・ハイダル最高投資責任者(CIO)は、「予想以上に早い段階で相場が底を打ったと市場は推定している。これが原油を含めた幅広いリスク資産を押し上げている」と語った。

  ニューヨーク金先物相場は小幅高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%高の1オンス=1295.60ドルで終了した。

原題:Stocks Rally on Jobs Growth, Trump’s Jab at Fed: Markets Wrap(抜粋)
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