コンテンツにスキップする

富の格差が米国社会の「存在脅かす」-ブリッジウォーターのダリオ氏

  • 米国では高所得者と低所得者との格差が拡大している
  • 最も収入の少ない層の米国人男性は、最も多い層より10年短命

世界最大のヘッジファンド会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者レイ・ダリオ氏は、米国の資本主義の欠陥が教育、社会の流動性、資産、所得に破壊的で自己強化的な格差を引き起こしたとの見解を明らかにした。

  同氏は新しいエッセイ で、統計によると米国で所得が少ない方から60%の人と上位40%の人の格差が拡大していると指摘。

Dalio Says Fed Pivot Means He's Less Worried About Recession

レイ・ダリオ氏

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  一例として、上位40%の人の資産は下位60%の平均10倍で、1980年の6倍から差が開いていることを挙げた。さらに、最も収入の少ない層の米国人男性は高い確率で、最も多い層より10年早く死亡するとも指摘した。

  ダリオ氏はかねてから不平等に焦点を当て、ポピュリズムの危険性について警告していたが、今回の論文で、それらが米国社会の「存在を脅かす」とより詳細に論じた。経済の弱体化、他国に対する競争力の低下、「ひどい紛争が起こる高いリスク」を格差の弊害として挙げている。

原題:Dalio Sounds New Alarm on Capitalist Flaws, Warns of Revolution(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE