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自動車メーカーの米国販売、大口顧客向け拡大-消費者の需要低迷で

  • フォードの3月販売全体の39%、日産では36%がフリート向け
  • 両社のレンタカー会社向け販売は3月と1-3月期に2年ぶり高水準

3月の米新車販売が市場予想を上回ったのにはちょっとした裏があった。自動車メーカーはここ数カ月、販売底上げのためレンタカー会社などの大口顧客(フリート)向け販売を増やしている。

  調査会社コックス・オートモーティブのデータによると、米フォード・モーター日産自動車では3月の販売全体の3分の1強をフリート向けが占めていた。レンタカー会社向けだけでみると、3月単月と1-3月(第1四半期)は2年ぶりの高水準だった。

  米経済成長が鈍化する中、自動車メーカー各社はフリート向け販売で、失速しつつあるリテール向け需要の埋め合わせを図っているようだ。コックスの経済・業界分析担当マネジャー、ゾハイブ・ラヒム氏は「2016年の市場のピークは過ぎ去り、現在はリテール販売がますます鈍化しつつある」と述べた。

Flooding Fleets

Rental car companies were significant sources of vehicle sales in March

Source: Cox Automotive

  業界全体では、1-3月期のレンタカー会社向け販売台数は55万台と、16年の同四半期以降で最大で、今年に入り6%増えているとラヒム氏は指摘。18年は7%増の270万台だった。

  コックスのデータによると、フリート向け販売に依存する傾向が特に顕著なフォードでは3月の販売全体の39%を占め、うちレンタカー会社向けは19%。日産はフリート向けが36%で、その大半がレンタカー会社向けとなっている。

Going Missing

Ford cuts Focus and is phasing out Fusion, two significant sales contributors

Source: Autodata Corp.

Note: Figures are first-quarter U.S. sales totals by model.

原題:Ford and Nissan Feed Rental-Car Fleets as Consumer Demand Sags(抜粋)

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